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【令和4年度 第73回 興國高等学校 体育大会】
2022/9/9
2022.9.9（金）
＠京セラドーム大阪
興國の体育大会が、京セラドームに帰ってきました！
新型コロナの影響を受け、一昨年度は金岡公園陸上競技場にて、昨年度は長居公園ヤンマースタジアムにて無観客で開催していましたが、今年度は大阪市や京セラドームのご関係の皆様方のご尽力により、3年ぶりに京セラドームでの開催が実現しました。さらに、保護者の皆様方にご来場いただいて開催できましたことを、何よりも嬉しく思っております。
ウインドアンサンブル部によるマーチングバンドが先導した全校生徒約2400名の入場行進は圧巻の一言！開会式から早くも、保護者の方々の心を掴んだのではないでしょうか。
学校長からの開会の挨拶に続き、生徒会体育委員長の石飛 冬輝くん（3年AAコース／ラグビー部／東大阪市立玉川中学校）による選手宣誓がなされました。
体育大会のプログラムは、第1学年940名による「集団行動Blue Mars Project」で幕を開けました。一糸乱れぬ集団行動から興國victoryダンスで一気に弾けるギャップと屈託のない初々しい笑顔は、「Blue Mars」を掲げて前人未到の挑戦を続ける学年に相応しいパフォーマンスとなりました。
70ｍ走やクラス対抗リレー、綱引きなどのスポーツ競技も盛り上がりを見せ、スタジアム内のボルテージが徐々に高潮してきた中、午前の部のトリを務めたのは「KOKOKU PRIDE」を掲げる第2学年による「KOKOKUソーラン節」でした。和太鼓演舞とソーラン節のコラボレーションは史上初の試みでありながら見事なまでにマッチし、赤と紺の法被に身を包んだパワフルなパフォーマンスで、スタジアム内の皆様を楽しいお祭りの雰囲気へと誘いました。
興國学園の体育大会は、昼食休憩中も飽きさせません！
硬式野球部によるシートノックのエキシビションに続き、リアル野球盤で盛り上がりました。各学年のコース代表が、憧れの京セラドームのバッターボックスに立ち、高得点を目指してバットを振り抜きました。最高得点を叩き出した吉田 龍生くん（２年ACコース／大阪市立歌島中学校）の誇らしげな表情が特に印象的でした。その後、剣道部とラグビー部の有志による応援団＆チアボーイズが会場をさらに盛り上げると、オーロラビジョンに映し出されたｅ-Sports大会の準決勝と決勝戦に会場中が大いに湧き上がりました。大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」の激闘を制したのは、堀重 明希くん（1年ITB科／ｅ-スポーツ部／八尾市立曙川南中学校）でした。
昼食休憩のラストでは全校生徒による人文字にチャレンジし、浮かび上がった文字はウクライナへの最大級のエールと世界平和への祈りでした。また、ハッピーバースデー企画では、本日9月9日に誕生日を迎えた生徒の皆さんを大観衆でお祝いしました。ウクライナ留学生のパーク＝オレクシ―くんの誕生日が9月4日で日が近かったこともあり、ブーブリック＝オレクシ―君とトンガからの留学生ベネディクト＝アカウオラ君のウェルカムセレモニーも併せて行われ、楽しい時間を共有することができました。
午後の部は、毎年恒例の「AAエアロ」から再開しました。全学年のアスリートアドバンスコースの面々が、学年の枠を越えて大迫力のパフォーマンスを魅せてくれました。
学年競技（3年＝全員リレーFinal～電車でＧＯ～／2年＝大玉運び／1年＝シン・あなたの街の0123リレー）では、どの競技もクラス全員で協力し合う必要があり、思わぬハプニングにも負けずそれぞれの競技を大いに楽しみました。
興國ならではのプログラム「クラブ行進」では、運動部・文化部・特設部に所属する部員たちが堂々と行進をし、全クラブを代表して山田 哲平くん（3年AAコース／剣道部主将／尼崎市立武庫東中学校）が決意の宣誓をしました。さらに、それぞれのクラブの威信を懸けたクラブ対抗リレーでは、サッカー部とセレッソ大阪ユースによるデッドヒートが繰り広げられ、手に汗握る勝負の行方は僅差でセレッソ大阪ユースに軍配が上がりました。
そして、体育大会の大トリは、第3学年による「エッサッサ」が披露されました。ピンと糸を張ったような静寂を切り裂く、和太鼓による一撃一閃。地鳴りのような雄叫びをあげながら一斉に中央へと集合した３年生は瞬く間にエッサッサの隊形へと広がり、鍛え抜かれた心身を誇示するかのごとく演じられた誇り高きエッサッサに大観衆は目を奪われました。1年次に「Become ONE」2年次に「The Next ONE」そして今年度「The ONLY ONE」を掲げた第3学年の生徒たちは、まさしく「一つ」から「一人」へとそれぞれの個性を育てて立派な青年へと成長し、「KOKOKU LEGACY」を未来へと紡いでくれました。
新型コロナ感染防止への憂慮もありながらの開催となりましたが、全校生徒・保護者の皆様・全教職員を併せ、総勢約5000名が参加した大阪一のビッグイベントは、ご関係の皆様方のお蔭をもちまして成功裏に終えることができました。
このビッグイベントは、彼らの「青春」の１ページに、間違いなく深く刻まれたことでしょう。今日のこの成功体験を自信に変え、これからも興國学園はなお一層邁進してまいります。
この度の体育大会にご尽力いただいたご関係の皆様、いつも温かく見守ってくださり本日も万雷の拍手を送り続けてくださった保護者の皆様方に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
