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【無人島サバイバルキャンプ】

2021/7/9

【結団式】

令和3年7月3日(土)

於:メモリアルホール

7月6日から8日にかけて行われる無人島サバイバルキャンプの結団式をメモリアルホールにて執り行うことができました。

2年ぶりの開催となる今回は、感染症対策としてソロキャンプ形式となり、無人島サバイバルキャンプにまた新たなチェレンジの歴史が刻まれることとなります。また、今年度の企画に対しては大変大きな反響を頂き、参加する生徒も説明会や事前学習を重ねるにつれ目の輝きを増していき非常に良い姿勢で結団式を迎えることができました。

決意表明の場面では、2年10組小田幹太郎君(大阪市立下福島中学校出身)が参加させてくれる保護者への感謝の気持ちだけでなく、21回目を迎える無人島サバイバルキャンプの歴史を継続できることの喜びを表現してくれる大変立派なスピーチを見せてくれました。

また学校長先生からは安全を第一に感染症対策も徹底しながら、他学年や先生との絆を深めることに関して心強く背中を押して頂きました。生徒らも気を引き締め3日間を充実したものにしようとする希望に満ちた面持ちで聞いておりました。

これまで多くの先輩方によって連綿と紡いできた無人島サバイバルキャンプの精神は21回目を迎える生徒を逞しくさせ、3日間を終えたころには新たな成長した姿を見せてくれることを信じています。

現地での様子も随時アップしていきますので、お楽しみにしていてください。

【1日目】

令和3年7月6日(火)

於)愛媛県・津波島

本日より3日間の無人島サバイバルキャンプが開催されます。参加生徒全員が校庭に集合し、たくさんの希望と少しの不安、そして多くのキャンプグッズを持って出発式に臨みました。

学校長先生から「安全を第一に」というお言葉を頂き、生徒・教員総勢150名は、オリジナルTシャツ・マスクを身につけこれまで脈々と受け継がれてきた無人島スピリッツを胸にバスへと乗り込みました。

バスと高速艇を乗り継ぎ大阪から約6時間かけて、瀬戸内海に浮かぶ無人島の津波島(つばじま)に到着しました。到着すると早速、サバイバルキャンプの準備に入りました。仲間と協力をしテントを立てソロキャンプのベースを作り上げました。

その後、砂浜で集合写真を撮影し、学年やコースの垣根を越えて結束力を高めました。夕食づくりまでの束の間、海辺で遊んだり、釣りを楽しんだりしました。

本日のメインイベント・夕食づくり、まずは火起こしから。悪戦苦闘の末、なんとか火起こしに成功…(2時間かかってようやく火を起こせた者もいました)メスティンでお米を炊いたりラーメンを作ったりして各々創意工夫を施した夕食を堪能しておりました。自分でイチから作ったご飯を頬張る顔はとてもとても満足感のあるものでした。

夕食の片付けをすまして、班別ミーティングを終えた生徒は明日の活動に備えて早めに就寝しました。

朝の出発時には天気に恵まれ気温も上がっておりましたが、夜は少し肌寒く感じられるぐらいまで気温が下がり大きな気温差のある1日となりました。そんな中、幸いなことに体調不良者を出すことなく無事に初日の活動を終えることができました。

コロナ禍での開催とはなりますがソロキャンプやマスク着用、こまめな消毒など対策を徹底し安全を第一にサバイバルキャンプを全うしていきます。

1日目の活動をまとめたダイジェストムービーです。ドローンを使い撮影したシーンもございます。ぜひご覧ください!

https://www.facebook.com/kokokuhighschool/videos/527269981747282

【2日目】

令和3年7月7日(水)

無人島サバイバル生活も2日目に突入しました!

朝の目覚めは浜辺の体操から!新鮮で気持ちの良いものでした。本日の朝ごはんは、ホットケーキミックスでメスティンパン作りです。朝から火起こしを頑張りました!

朝食後は、学年に分かれて海の活動です。砂浜の清掃を行った後、釣りや素潜りをそれぞれ楽しみました。釣りではカサゴやベラ、フグなどの魚がとれ、素潜りではウニやカキ、カメノテを取っていました。中にはナマコを取った人も!

今年初めての試みとして、ウォータースライダー作りにも挑戦!134名で砂浜に溝を掘って、サイフォンの原理でプールに溜めた海水を流して、完成!大自然の中のウォータースライダーを楽しみました!また尿素を使って保冷剤も作り、暑さをしのぎました。

お昼は、”俺の缶詰料理選手権”と題し、それぞれが持参した缶詰と海でとれた新鮮な海の幸でお昼ごはんを楽しみました。

午後からは雨に見舞われ、海の活動があまりできませんでしたが、雨が止んだ隙に、少し早めの晩ごはん。晩ごはんはなんと、ステーキ!金網からはみ出るほどの大きなステーキを焼いて、豪快にかぶりついていました。

明日は無人島に別れを告げた後、尾道市内を観光し帰阪します。最後の最後まで安全を第一に無人島サバイバルキャンプを良い形で締めくくりたいと思います。

2日目の活動をぎゅっと凝縮したムービーです!ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/kokokuhighschool/videos/542229263632016

【3日目】

令和3年7月8日(木)

本日の未明から降り続いた雨は時間を追うごとに激しさを増していき、しまなみ海道が通行止めとなりました。その状況を鑑みて当初予定されていた千光寺や尾道市街の観光を中止し、早急な帰校を最優先としました。

刻一刻と変わる状況の中で、出発前から掲げた安全を第一に、18時頃に134名全員が無事帰校できました。

解散式では見事に無人島スピリッツを体現し、先輩から受け継いだバトンをつないだ生徒諸君に対して学校長先生から労いの言葉をかけていただきました。また、今回得たものを自身の成長につなげそれらを糧として学級や学校行事で生かしていって欲しいと伝え、生徒・教員互いに労をねぎらう拍手で締めくくりました。

最後に、本企画にあたって多大なるご理解とご協力を賜り、ご子息を送り出して頂いた保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

解散式最後のシーンhttps://www.facebook.com/kokokuhighschool/videos/590176631954030

興国高等学校

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