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【第1学年 進学ACコース 探究型宿泊研修 in 庄原 2日目】

2019/9/17

晴天に恵まれた2日目は、庄原地区で西城駅の修繕プログラム、森林保護プログラム、高野地区では農業体験と3つのプログラムに分かれてのスタートです。集合場所に集まった生徒達からはご飯が美味しいや、星が綺麗だったとの声が聞けました。自宅とは違う環境で新たな発見が多く見られたのではないでしょうか。
さて、西城駅での修繕作業では、2年前に宿泊研修で訪れた先輩方が修繕した場所を補修するとともに、西城駅が地元の方々の憩いの場となるように修繕しました。窓拭き、清掃は普段学校生活で実践しているので手際よくこなしてくれました。また、壁のペンキ塗りではひと塗りひと塗りに想いを込めて作業してくれました。誰かの役にたつというオンリーワン精神が活かされていると感心させられた一面でした。昼食はご近所のお蕎麦やさんが蕎麦とカレーを作ってくださり就労後のご馳走に全員大満足でした。
森林保護プログラムでは、まず川鳥八幡神社の樹齢200年の樹に全員が圧倒され思わず「デカい!」と声が漏れました。自然の命と時間の流れの壮大さを感じることができました。そして、森林経営の現状や今後の課題を講義で学んだ後、実際にノコギリを手に檜の樹を切りサンドペーパーで磨きオンリーワンなペン立てを作りました。昼食は地域の女子会の方々に作っていただいたお弁当と、シシ汁に舌鼓を打ち良い経験ができたようでした。
高野地区農業体験では、林檎農家、イチゴ農家、トマト農家それぞれに別れ貴重な体験をさせていただきました。普段はスーパーやコンビニで買って食べている物を育てるという作業に精を出しました。口ではしんどいやキツいと言っていましたが、自ら手をかけた農作物を口にした途端目を輝かせて「美味しい!」と口々から聞こえてきました。そして昼食はそぼろ弁当と熱々のメンチカツでした。汗を流してから食べる昼食は格別だったようで、全員が無言で頬張っていました。食後の休憩時間に、働いて食べるご飯は特別美味しいという声が聞けて、これもまた新たな発見なんだと思わされました。昼からは野菜の流通を学習するために、色々な場所で講義を受け教室では見せない表情が非常に印象的でした。最後のまとめでは将来農業に従事したいという生徒が何人もおり、進路指導にも今回の行事は活かされるのだと感じることができました。

夕方、民泊先に帰っていく生徒達の表情は満足感で満ちており昨日よりも一回り大きく成長していました。どの活動でも体調不良者も出ず生徒達も頑張ってくれました!

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