NEWS NEWS

【令和7年度 第2学年校外学習】

2025/6/16

2025.6.16(Mon)

梅雨の最中とは思えないほどの快晴のもと、第2学年の校外学習を実施することができました。
コースやクラスに分かれて行先を変え、研究施設や大学を見学させていただいたことで、進路に直結する素晴らしい学びを得ることができました。
また、班別自主研修では各班で計画を練り、フィールドワークを実施したことで海外研修旅行に繋がる良い経験をすることができました。
以下、各班からのレポートです。

【SAD(1組・2組)/PAD理系(3組)/AA理系(6組)】
理系のクラスは、兵庫県佐用町にある理化学研究所を訪問し、世界最高水準の性能をもつ「SPring-8」およびX線自由電子レーザー施設「SACLA」の内部を見学しました。
身近なものとして聞くX線の概要を最初に説明していただき、それを強めることのできるこの施設では、はやぶさ2の持ち帰った物質を原子のレベルで調べられたことなどをご説明いただきました。最先端の科学技術の成果を目の当たりにした生徒達は、大きな刺激と感動を受けた様子でした。また職員の方々に積極的に質問する生徒の姿も多く見られ、生徒の探究心が育まれていると感じました。
さらには、現場で活躍されている研究者から、研究について直接お話を聴く機会に恵まれ、進路選択を控える生徒たちにとって非常に有意義な学びの時間となりました。
理系の研究が社会とどのように結びついているのかを実感し、自分の将来像をより明確に描くための貴重な一日となりました。

【PAD文系(4組・5組)】
PAD文系の4組・5組は同志社大学を訪問させていただきました。
始まりは、同志社大学の現役の学生の方々にキャンパスツアーを実施いただきました。150年の歴史があり、また迫力のある校舎に生徒たちは驚きを隠せない様子で、終始楽しませていただきました!
次に、教室にて同志社大学の説明をしていただき、数ある実績や入試対策のお話など、大変実りある話をしていただきました。昼食は食堂を使わせていただき、多くの大学生に囲まれながら美味しいご飯をいただきました。
午後からは錦市場にて、班別自主研修を行いました。気温が高い中ですが、歴史ある京都の町をしっかりと堪能することができました。
実際に関西の私立大学の最難関である同志社大学を見学させていただき、大学進学へのビジョンがより鮮明になったことと思います。今日の経験を今後の勉強のモチベーションにして、日々励んでいきたいと思います!

【AAコース(7・8・9組)】
AAコース7・8・9組は立命館大学衣笠キャンパスでガイダンス並びにキャンパスツアーをした後、京都嵐山にて班別自主研修を行いました。
ガイダンスでは「大学選択のポイント」や「入試から見えてくる学生募集の考え方」についてお話いただき、キャンパスツアーでは、学生チューターの方が丁寧に説明をしてくださりました。また、本校の生徒からの進路にまつわる質問にも真摯に応えてくださいました。
生徒たちは、総合大学の規模の大きさや充実した施設・設備に驚きながらも、志望大学へ進学したいという想いがより一層強い意志に変わったようです。
また、午後からは、京都嵐山では、班ごとに昼食をとったり散策をしたりして楽しみました。大学進学や大学生活について、また、海外研修旅行における集団行動やマナーについての意識を高める良い機会となりました。

【GA(10組・11組)】
10組・11組は、岡山県にある環太平洋大学を訪問しました。世界的建築家・安藤 忠雄氏が手がけた洗練された校舎に触れ、生徒たちはその建築美に深く感銘を受けました。
大学職員・木村様によるガイダンスでは、「自ら行動する姿勢」、「知識を主体的に獲得する重要性」、そして「予測困難な時代をたくましく生き抜くための力=非認知能力」など、進学に向けて今まさに取り組むべき課題について、多くの示唆をいただきました。
さらに、令和5年度に本校を卒業したラグビー部出身の豊川さんからは、高校時代に取り組んでおくべきだったことや、経験に基づいた貴重なアドバイスを頂戴し、生徒たちにとって大きな学びとなりました。
ガイダンス後は、大学施設を見学したのち、学食にて昼食をいただきました。食堂では、興國高校オリジナルのパンをご用意いただくなど、心温まるご配慮もあり、充実した時間を過ごすことができました。
今回の訪問は、生徒一人ひとりの進路意識を高める、非常に有意義で刺激的な校外学習となりました。

【AC(12組・13組・14組)】
ACコースは、近畿大学へ見学に行きました。大学の特色や学部の学び、学生生活について説明を受けた後、各班に分かれてキャンパス内を見学しました。
見学では、情報学部の最先端研究施設やeスポーツエリア、模擬裁判が行える法廷教室、3Dプリンターなどを備えたものづくりの「ガレージ」、そして中央図書館など、さまざまな施設を案内していただきました。
また、アカデミックシアターではクイズに挑戦しながら施設内を巡り、大学ならではの体験を楽しむことができました。
お昼は近畿大学の学食を利用させていただき、実際の学生気分を味わうこともできました。
午後からは場所を移し、ららぽーと門真にて班別自主研修を実施しました。主体的な活動の時間となりました。
大学訪問と自主研修を通じて得た経験を今後の海外研修旅行や進路選択に生かしていきます。

【CT(15組)】
15組は神戸南京町にて研修旅行に向けての班別自主研修および兵庫県警察学校にて職場体験をさせていただきました。南京町では昼食で様々な中華料理を食べ、各班で散策を楽しみました。兵庫県警察学校では、在籍している学生の授業や、訓練に取り組む様子を見学させていただいたり、逮捕術や日本一厳しいといわれる盾を持って坂道を走る実際の訓練を体験させていただいたりすることができました。
暑い中、それぞれの進路に向けて、とても有意義な校外学習になったと思います。
クラス全員や班で協力することの大切さを学ぶことができ、今後の自衛隊体験入隊や海外研修旅行でも活かしていきたいと思います。

【ITA(16組・17組)】
ITAは神戸大学を訪問し、模擬授業の受講およびキャンパスツアーを行いました。清水 泰洋教授による会計学の講義では、生徒たちが日頃学んでいる簿記の知識と高度な学問がどのように結びつくのかを体感し、知的好奇心を大いに刺激されている様子が見られました。学食での昼食体験や、趣深い歴史的建造物が並ぶ美しいキャンパスの見学も、大学生活への具体的なイメージを抱く貴重な機会となりました。
午後からは、三宮・元町・南京町エリアにて班別自主研修を実施しました。12月に予定されている海外研修旅行を見据えた実践的な事前演習として、各班が自ら計画を立て、主体的に行動しながら地域の文化や街の構造に触れました。学びと体験が融合した、非常に意義深い一日となりました。

【ITG(18組・19組)】
2学年ITGの校外学習では、大阪工業大学枚方キャンパスの授業体験・見学ののち、大阪ステーションシティで班別自主研修として謎解きイベント「謎の多すぎる街からの脱出」に参加しました!
大阪工業大学の体験授業では惑星の動きをモチーフとしたプログラミングにチャレンジし、みな試行錯誤しながら熱中して取り組んでいました。プログラムが無事完成して得意気な表情が見られたのが印象的でした!また、キャンパスツアーではモーションキャプチャーや3D映像などといった先端技術に関する施設のほか、今春完成した「DXフィールド」では生成AIでドローン飛行のプログラミングを瞬時に完成させる研究の実演を披露していただき、生徒たちは大いに刺激を受けていました。食堂の利用もさせていただき、大いに満足している様子でした!
梅田の大阪ステーションシティに場所を移しての謎解きイベントでは、頭をひねりながらも班で協力しながら謎解きに取り組み、梅田を縦横無尽に駆け巡りながら謎解きを楽しみました。一緒に課題にチャレンジすることでコミュニケーションをとってクラスメイトの仲を深めることができ、海外研修旅行の班別自主研修に向けて有意義な実践の機会にもなりました!
いつか協働できるデジタルのスペシャリストとして活躍していくうえで、今日の経験は大きな糧になることでしょう!それぞれの将来に向けてITGも歩みを止めず進んでいきます!

本日の様子やクラス集合写真はこちらからご覧ください

記事をシェアする