2025/7/22
2025.7.22(Tue)
第107回 全国高等学校野球選手権大阪大会 5回戦
@GOSANDO南港野球場(大阪市南港中央野球場)
興 國 000 100 000 = 1
偕 星 000 001 10×= 2
中1日で迎えた5回戦は、大阪偕星学園高校との対戦となりました。
試合は両チームの意地と意地がぶつかり合う、白熱したゲーム展開となりました。
先発マウンドには、今大会初先発となる吉田 悠(3年AAコース/伊丹市立松崎中学校)が上がりました。初回からランナーを背負いながらも、持ち味である粘り強いピッチングでスコアボードに0を並べていきました。
援護したい打線は4回表に二死一塁三塁のチャンスを作ると、今大会初の6番に入った打撃好調の下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)がライト前へのタイムリーヒットを放ち、待望の先制点を奪いました。
吉田が粘りのピッチングを続ける中、早く追加点を奪いたい打線でしたが、相手投手の丁寧なピッチングの前にあと1本を出すことができませんでした。
迎えた6回裏。相手に一死二塁のチャンスを作られると、レフトへのタイムリーヒットを浴びて同点とされました。
続く7回裏にもタイムリーヒットを浴び、逆転を許してしまいました。
直後の8回表に先頭がデッドボールで出塁し、逆転へと一気に流れを引き寄せたいところでしたが後続が倒れ、無得点に終わりました。
1-2のスコアで迎えた9回表。代打攻勢を仕掛けましたが二者が倒れ、二死走者なし。
ここで本日は登板のなかった、若林 獅童(3年AAコース/彦根市立南中学校)が代打で打席に入りました。
ここまで幾度となく、投打でチームを牽引してきた若林が流れを変えてくれると信じ、ベンチとスタンドが一体となって声援を送り続けました。
その想いを乗せた打球は、一・二塁間を抜けてライト前へと転がり、同点のランナーが出塁しました。
続く打席には、前の試合で4安打を放った打撃好調の山口 凌翔(2年AAコース/東近江市立聖徳中学校)が入りました。
先輩との夏を終わらせたくない一心でバットを振り抜きましたが、無情にもピッチャーゴロに終わり、興國高校の夏は幕を閉じました。
この3年生たちは、1年間を通して本当に厳しい練習に耐えてきました。
そして、最後の最後は皆が勝ちたいという想いをグランドやスタンドで表現してくれたと思います。
後輩たちは甲子園出場という目標とともに3年生の想いを受け継ぎ、新たな歴史を作っていきます。
この度は、保護者の皆様方や多くのOBの方々に球場へと足を運んでいただき、ご声援を送っていただきましたことを、心から御礼申し上げます。
また、Facebookなどを通じて届けられた多くの応援コメントに、たくさんの勇気をいただきました。
皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、興國高等学校 硬式野球部をよろしくお願い致します。
2025.7.20(Sun)
第107回 全国高等学校野球選手権記念大阪大会 4回戦
@GOSANDO南港野球場(大阪市南港中央野球場)
商大堺 031 000 000 = 4
興 國 004 010 01☓ = 6
ベスト16進出を懸けた4回戦は大商大堺高校との対戦となり、興國ナインの底力を見せた試合となりました。
マウンドには3試合連続先発の若林 獅童(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
初回は危なげなく無失点に凌ぎましたが、2回表に二死一塁二塁から右中間へタイムリー3ベースヒットを浴びると、その後のワイルドピッチで3点を先制されました。
続く3回表にも1点を失い、序盤からビハインドを背負いました。
これまで若林が好投をしてチームを牽引してきたため、この大きなビハインドには嫌なムードが漂うかと思いましたが、逆に野手が奮起しました。
3回裏に一死一塁二塁のチャンスで大川 桔平(1年AAコース/堺市立若松台中学校)がタイムリーヒットを放ち、まずは1点を返しました。
勢いに乗る打線は、大鶴 彪太朗(3年AAコース/加古川市立中部中学校)の犠牲フライで2点差とし、さらに攻撃の手を緩めることなく檜垣 一冴(3年AAコース/神戸市立多聞東中学校)と大澤 佑真(3年AAコース/岐阜県関市立旭ヶ丘中学校)の連続タイムリーヒットで一気に同点に追い付きました。
5回裏には、川口 丈慈(1年AAコース/東広島市立八本松中学校)の好走塁が相手のミスを誘い、欲しかった勝ち越し点を奪いました。
先発の若林は、中盤から打たせて取る配球に組み立てを変え、バックもそれに応えるように守備で流れを引き寄せていきました。
8回裏に、二死一塁から山口 凌翔(2年AAコース/東近江市立聖徳中学校)が左中間を破るタイムリー2ベースヒットを放ち、ダメ押しの追加点を奪いました。
迎えた9回表。二死ながら三塁にランナーを進められるも、最後の打者をショートフライに打ち取り、ゲームセット。
若林の見事な完投勝利で5回戦進出を決めました。
次戦はベスト8を懸けて、22日(火)に大阪偕星学園高校と対戦します。(会場:GOSANDO南港野球場/10:00開始予定)
総力戦となった今回の一戦は、さらにチームの団結力を強固なものとしました。
次戦も、全員野球で勝利を掴み取ります。
引き続き、応援のほど宜しくお願い致します。
2025.7.17(Thu)
第107回 全国高等学校野球選手権大阪大会 抽選会(4回戦以降 組合せ)
本日、4回戦以降の組合せ抽選会が行われ、本校の次戦の相手校が決定しました。
« 4回戦 »
対戦相手:大商大堺高校
日 時:7月20日(日)10:00
会 場:南港中央野球場
※5回戦以降は、添付の画像をご参照ください。
いよいよ決勝戦までの道筋が見えました。半世紀ぶりとなる甲子園出場を果たすため、チーム一丸となって、全員野球で今年の夏を戦い抜きます。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
2025.7.16(Wed)
第107回 全国高等学校野球選手権大阪大会 3回戦
@くら寿司スタジアム堺
市立堺 000 100 000 = 1
興 國 300 011 10×= 6
初戦の勝利から中2日で迎えた3回戦は堺市立堺高校との対戦となり、興國が初回から主導権を握る試合展開となりました。
先発マウンドには初戦に引き続き、エース 若林 獅童(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
大事な立ち上がりはランナーの出塁を許したものの結果的に3人で切って取り、序盤から流れを引き寄せました。
若林を援護したい打線も、初回からエンジン全開で猛攻を仕掛けていきました。
1回裏、2つの四球と相手のミスで無死満塁のチャンスを作ると、先発の若林が自らを援護する犠牲フライを放ち、幸先良く先制しました。
チャンスは続き、初戦ノーヒットで悔しい思いをした大川 桔平(1年AAコース/堺市立若松台中学校)がレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち、3点の先制に成功しました。
このまま勢いに乗りたい打線でしたが追加点を奪えないまま中盤に突入し、4回表にタイムリーヒットを浴びて2点差に詰め寄られてしまいました。
一瞬、嫌な流れが漂いましたが、5回から7回までに相手のミスや大澤 佑真(3年AAコース/岐阜県関市立旭ヶ丘中学校)の2試合連続タイムリーなどで各イニング1点ずつを加え、突き放しに成功しました。
先発の若林は7回表のピンチも冷静に抑え、相手に流れを渡さないピッチングを続けました。
9回のマウンドにも上がると、最後の打者を三振に切って取り、127球の完投勝利をあげました。
投打に安定感が出てきた興國ナイン。次戦も全員野球で勝利を掴み取ります。
4回戦以降の抽選は明日行われる予定です。抽選結果は、改めてご案内させていただきます。
引き続き、応援のほど宜しくお願い致します。
2025.7.13(Suu)
第107回 全国高等学校野球選手権大阪大会 2回戦(初戦)
@くら寿司スタジアム堺
夕陽丘 000 000 0 = 0
興 國 011 120 2×= 7
(7回コールド)
「心をひとつに夢の先まで!」
半世紀ぶりの甲子園出場を目指し、3年生の集大成となる熱い夏がやってきました。
秋・春の悔しい敗戦を夏の優勝に繋げる為、これまで厳しい練習に励んできました。
心身ともに成長した興國ナインは、部員100名全員でこの夏を戦い抜きます。
初戦の相手は、大阪府立夕陽丘高校との対戦となりました。
大事な初戦の先発マウンドには、頼れるエース 若林 獅童(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
初回からテンポの良いピッチングで相手に隙を与えず、三振の山を築いていきました。
援護したい打線は2回裏に幸先良く先制しました。
6番の1年生レギュラー 川口 丈慈(1年AAコース/東広島市立八本松中学校)がライト前へのヒットを放ち、次打者の犠打で二死二塁のチャンスを作ると、大澤 佑真(3年AAコース/岐阜県関市立旭ヶ丘中学校)が先制のタイムリーヒットを放ちました。
その後も、3回・4回と1点ずつ追加点を奪うと、5回には再び大澤が2点タイムリーヒットを放ち、相手を突き放します。
中盤以降も疲れが見えない若林は変化球も効果的に交え、7回を74球で投げ抜きました。
迎えた7回裏。下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)のこの日2本目のタイムリーヒットで点差を広げると、さらに続くチャンスで山口 凌翔(2年AAコース/東近江市立聖徳中学校)がタイムリーヒットを放ち、7-0となったところでコールドゲームが成立し、初戦を白星で飾ることができました。
次戦は、7/16(水)12:00より堺市立堺高校と対戦します。(会場:くら寿司スタジアム堺)
1年生が多数ベンチ入りした今大会ですが、3年生の意地を見た試合となりました。
また、大応援団の熱い応援とともに部員全員での勝利になったと思います。
次戦も全員野球で臨みたいと思います。
引き続き、応援のほど宜しくお願い致します。