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【令和5年度 第1学年 進路に向けての宿泊研修】

2023/9/20

2023.9.19(tue)〜9.20(wed)

2日目 2023.9.20(wed)

研修2日目の朝は、渦潮クルーズを楽しみました!
スーパーアドバンスクラスとプレミアムアドバンスは、福良港より出港し、AAコース・ACコース・CTコース・ITB科は、それぞれ亀浦港より出港いたしました。
心地よい潮風に吹かれながら、淡路島と徳島県を繋ぐ鳴門海峡大橋の下に到着すると、船体が揺れるほど波と波が激しくぶつかり合っており、はっきりと分かるほどのキレイな渦潮を観ることができました。
生徒たちの多くが初めて観る渦潮に興奮し、自然の凄さに驚いている姿を見ていると、豊かな感受性を今後も大切にしてほしいとしみじみ感じました。

クルージングを終えると、一行は一路「神戸フルーツフラワーパーク」へと向かいました。宿泊研修の前半はコースごとのプログラムで行程を進めてきましたが、ここからは1学年全員が集結し、お待ちかねのBBQ大会を実施いたしました。牛肉・豚肉・鶏肉・フランクフルト・焼き野菜・おにぎりを頬張りながら、同級生たちと旅の思い出やプログラムでの学びを思い返している姿に、この旅の意義を感じ取ることができました。

BBQを終えると、芝生広場へと場所を移し、各コースの予選を勝ち抜いた代表者たちが歌を披露する「KOKOKUサマーソニック2023」を開催しました。出場生徒は以下のとおりです。
[出場生徒]
◎ SAD代表 (1年2組)
渡部 幹也 (橋本市立紀美東中学校)
佐伯 朋哉 (八尾市立曙川中学校)
天野 遥太 (大阪市立下福島中学校)
荒島 謙心 (西宮市立鳴尾南中学校)
大野 遥  (堺市立金岡北中学校)

◎ PAD代表 (1年3組)
山根 拓真 (和泉市立光明台中学校)

◎ AA代表 (1年9組)
魚谷 心穏 (神戸市立高取台中学校)
山本 世椰 (宇治市立宇治中学校)
前田 誠  (羽曳野市立誉田中学校)
小早川 蓮 (大阪市立玉出中学校)

◎ CT代表 (1年15組)
池上 稔  (大阪市立梅香中学校)
中村 祐晟 (大阪市立平野北中学校)
早瀬 出夢 (大阪市立大和川中学校)
溝口 央格 (大阪市立大宮中学校)

◎ ITB代表 (1年18組)
渡部 旭人 (大阪市立天満中学校)
和田 斗真 (松原市立松原第四中学校)

歌唱だけでなく、ダンスやコスプレなどそれぞれが工夫を凝らしたパフォーマンスを披露し、会場のボルテージは最高潮に達しました。なんと、一般のお客様もご覧いただいており、遠くから拍手を送ってくださる方もいらっしゃいました。

すべてのパフォーマンスが終了すると、突如、生徒呼び出しのアナウンスが流れ、名前を呼ばれた生徒たちは不思議そうに舞台の上で整列をしました。実は、この2日間で16歳の誕生日を迎えた生徒へのサプライズが準備されていたのです!学校長先生より素敵なプレゼントが手渡され、学年全員でバースデーソングを贈りました!「こんなにも大勢の人たちからお誕生日を祝ってもらったことはない」と感激しながら御礼を述べてくれた生徒や「16歳では英語の勉強に力を入れたい」と新たな目標を語ってくれた生徒もおりました。

「KOKOKUサマーソニック2023」の締めとして全員で肩を組んで校歌を斉唱し、1年生全員と教職員の心が一つになった興國高校の校歌が、神戸の地に響き渡りました!

さらに、今回の旅を企画してくださったJTBの皆様より、アイスキャンディの差し入れを戴きました。生徒たちだけでなく、教員の分もご用意いただき、火照った身体に染み渡りました。

1泊2日ではありましたが、興國オリジナルの学習プログラムや生徒たちが楽しめる企画が満載の旅は、まさに男子校・興國だからこそ実現した唯一無二の旅であったと思います。今回の学びと経験を今後の高校生活へと活かし、進路実現にむけたKICKOFFにしてもらえることを期待しております。

最後になりますが、保護者の皆様方のご理解とご協力なしには、この旅を成功させることはできませんでした。誠にありがとうございました。

2日目の様子はこちらからご覧ください

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1日目 2023.9.19(tue)

【CTコース・ITB科】

晴天に恵まれた中、進路に向けての宿泊研修がスタートしました。CTコース、ITビジネス科の生徒達は淡路島にあるニジゲンノモリとのコラボ企画で『マーケティング活用キカクプログラム』を実施しました。グループに分かれ、それぞれのアトラクションを体験させて頂きました。ドラゴンクエストやゴジラ追撃計画など様々なアトラクションを楽しみながらも、ニジゲンノモリで新しい『アプリ』を企画・開発するというコンセプトのもと、どのような内容にするかを考えながら園内をリサーチする姿が印象的でした。

午後からは、淡路夢舞台国際会議場にてリサーチした内容をもとに各グループでオリジナルアプリの企画案を討論しながら形にしていきました。各アトラクションの企画、運営に携わっているエンジニアの方も交えながら、それぞれの意見を交換している内容を聞くと、なるほどと思わず唸るような企画が沢山出ていました。
最後は、上位5チームのプレゼンを行い、3位以上のグループにはニジゲンノモリの皆様から素敵な景品を頂きました。

夕食は、アオアヲ ナルトリゾートの豪華バイキング!鳴門鯛や鳴門金時など、地元特産の料理を食し、仲間との楽しいひと時に笑顔が溢れる夕食となりました。

グループワークでは、「バスは待ってくれない」を行いました。6人組の班となり、それぞれのヒントを頼りに地図を完成させました。
一人一人が工夫し、どのように伝えれば分かりやすいのか、仲間のヒントを聞き想像力を膨らませながら取り組みました。正解した時、仲間全員で喜ぶ姿がとても印象的でした。

体育大会で披露する予定の応援チャントの練習では、各コースに分かれて、全員が心を一つに応援をしました。
今日1日でたくさんの体験や学習を行いました。疲れをしっかり癒して明日に備えたいと思います。

1日目の様子はこちらからご覧ください

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【SAD・PAD】

第1学年の宿泊オリエンテーションが今年もスタートしました!この旅の行く末を照らし出すかのような暖かな日差しの中、一行を乗せたバスはグランドニッコー淡路へ出発しました。

ホテルに到着した生徒たちは、さっそく興國高校のためだけにPASONA様が用意してくださったオリジナルプログラムの、「Awaji Youth Federation」へ意気揚々と参加しました。
生徒たちはグループに分かれ、「食生活」「気候変動」「少子高齢化」といった自分たちの未来に関わるテーマについて考えました。各グループには様々な国から来られた方々がナビゲーターとしてついてくださり、英語を交えたグループワークで密度の高い学びの1日を過ごしました。

開校式では1年2組の渡部 幹也(橋本市立紀美東中学校)から、ホテルの方へ挨拶が行われ、そのままビュッフェ形式の夕食をいただき英気を養いました!

そして夜には大クイズ大会で大盛り上がり!教員一同からの景品獲得を目指して全力で楽しむ生徒たちの様子に、私たち教員のテンションも上がります。
そして続けて、体育大会で実施する「応援チャント」の練習を行いました。全員で声を合わせて心を一つにし、クイズ大会での盛り上がりのままに気合の入った練習を行うことができました!

1日の終わりには、団長の髙橋先生より研修プログラムに関連して、アドバンスコースとしての心構えについて熱いお話をいただきました。生徒たちは先ほどの様子とは打って変わって集中して最後まで真摯に聞く姿勢が印象的でした。

明日は福良港から渦潮クルーズを楽しんだのち、神戸フルーツフラワーパークにて全19クラス合同でのバーベキューを行います。
朝も早いためしっかりと休息を取り、明日も実りのある1日にしたいと思います。

1日目の様子はこちらからご覧ください

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【AAコース】

爽やかな青空の下、淡路島に向けて出発いたしました!

出発式での学校長の言葉にもあったように、『興國の香りがする人』になるための成長を促す旅にしたいと思います!

淡路島に着いて向かったのは、北淡にある「タネと土のまにまにフィールド」です。
このフィールドは、株式会社タネノチカラのスタッフの皆様が、耕作放棄地になっていた土地を共創循環型フィールドとして再生させている場所で、本校のSDGs探究部が毎月フィールドワークを行わせていただいている場所でもあります。
まず、タネノチカラのスタッフの方から、今回のコースプログラムについてのセミナーとして地球温暖化や食料自給率などの問題を取り上げ、「スポーツをするためには世界が平和であり、衣食住が安定して提供されていなければならず、このままでは衣食住の源である「土」が地球上からなくなり、行く行くは「土」を争う戦争が引き起こされる可能性がある」というお話がなされ、アスリートたちにとっても身近な問題として捉えてほしいという導入をしていただきました。

フィールドワークでは、農作業に欠かせない土を作るための環境や知識について学びました。

昼食後は、フィールド作りの作業工程をクラス対抗で競い合うレースを実施しました。

①丸太切り
ウッドチップを作るために木の伐採を行います。
②竹筒埋め
竹を畑の端に等間隔で刺すことで土中に空気を取り込み、雨が降ったときの水の流れを作って水捌けを良くします。
③畝立て
種を植えるための畝をつくります。鋤簾(じょれん)で土をのせ、畝の形に整えます。
④障害物リレー
土のもとになるウッドチップをシャベルで一輪車に載せて運びます。

効率良く作業を終えるために、チームで作戦会議を行い、4つの競技がスタートしました。
なぜこの作業が必要なのかを理解した生徒たちは、活き活きと全員で協力して競技に取り組んでいました!
自分たちが作業を終えるごとに畑の形になっていき、生徒たちのモチベーションもどんとん上がっていくのを感じました!
全競技を終えて採点した結果、なんと6組・8組・10組の3クラスが同時優勝!
生徒たちが真剣に取り組んだことによって、全クラスが接戦するという素晴らしい結果になりました!
また、アスリートにとって大切な『食』について、一人ひとりが考える良いきっかけとなりました。

その後はホテルにチェックインし、待ちに待った夕食タイムでは、豪華なビュッフェに生徒たちは自然と笑みが溢れておりました!

夕食後は、AAコース団長で3学年主任の宇渡先生および中学校の校長先生も歴任された特別顧問の泉先生より講話をしてもらいました。
団長講話では進路を考えるうえで、情報を集める力、その情報を活かそうとする思考力、そして考えを裏打ちする経験が重要だと教えてもらいました。
特別講話ではアスリートの心構えとして、言われたことだけやるのではなく、自ら工夫していこうという姿勢をもつことと、仲間をリスペクトし前向きな声掛けをすることが強くなる要素だという話をしてもらいました。
ベテランの先生たちからの経験を交えたお話に、生徒たちは頷きながら真剣な面持ちで聞いていました。

バス移動もあり、また行程が盛りだくさんの1日目を終え、生徒は充実した疲労感とともに眠りにつきました!
明日はクルージングの後、学年全員で集まってのBBQです!
生徒たちはどんな一面を見せてくれるのか、とても楽しみです!

1日目の様子はこちらからご覧ください

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【ACコース】

晴々とした天気の中宿泊研修はスタートしました。
アカデミアコースは、淡路島の北淡にある、タネと土のまにまにフィールドに行き、SDGsについての考え方や取り組みについて学びを深めました。
『食・自然共生×生きる力』をテーマとし、実体験を通して考えを深め、「自分に何かできる事はないか」という気づきや発見に対し「とりあえずやってみよう!」と主体的に行動する事の大切さを学びました。それに加え、チームでの活動を通して達成感を味わい、仲間と協力する事の意義や、思い出を共有する事の素晴らしさを感じる事ができた体験となったのではないでしょうか。
夏の暑さがまだまだ残る気候でしたが、実体験(杭作り、火起こし、マルチはがし、杭打ち)を通して、スタート時と終了時での、生徒達の目の色や反応が変わったように感じました。
今回の実体験をもとに、SDGsについてもっと関心を持ち、持続可能な世界を創るために、まずは本当に小さなことから取り組んでほしいと思いました。

ホテル&リゾーツ南淡路さんに移動し、夕食前には、
教頭梅本団長から、現時点で既に自分にできている事に気づき、自信を持ってそれを活かし、自分自身をさらに成長させる事に繋げていこうと講話をいただきました。

また、11組付き添い樫塚先生からは、持続可能な社会について今回の活動を通して自分自身で探求する心を養っていくことの重要性を学びました。興國高等学校に帰って学業や部活においても、探究心を持って取り組み、更なる成長をしてくれると期待できる一日となりました。
2日目は渦潮クルージングに行き、午後からは全コースが集まり、神戸フラワーバーク内でバーベキューとKOKOKUサマーソニック2023を行います。
1日目の活動を通して、クラスの雰囲気や協調性も高まり、2日目はさらにイベントの盛り上がりを期待できます。
しっかりとご飯を食べて、体調管理を徹底し、2日目も全力で過ごしましょう!

1日目の様子はこちらからご覧ください

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