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【第8回Only 一(オンリーワン) 祈念日】

2021/8/30

2021.08.29(Sun)

本日、令和3年度 第8回Only一祈念日が挙行されました。
「Only一祈念日」とは、先代の理事長 校長である草島一先生を偲ぶ日でもあり、また教職員と生徒たちとが同じ時間を共有することで、本校の教育理念である[オンリーワン教育]の意義を再確認し、興國が原点に立ち返る日でもあります。

本来であれば全校生徒が一堂に会してそれぞれの想いを共有するものでありますが、コロナ禍のため密を避けて、アリーナとHR教室とのリモート形式で行いました。

まず、Only 一 祈念ムービーを視聴しました。草島一先生の言葉が散りばめられたムービーに目を潤ませる生徒もおり、時を超えて生徒たちに伝わる先代の言葉の偉大さに改めて敬服いたしました。

学校長 草島葉子先生は講話の中で、「興國高校はオンリーワン教育を通して、長らく生徒たちの心を育ててきました。では、心はどこにあるのか?それは、あなた方の行動の中にあるのですよ。」と優しく語り始められました。そして、「誰にでも勝負の時が来ます。その時に、最大限の力を発揮するために、信念を持って自分を磨き続けることが大切です。そうすれば『自分を信じる力』が生まれ、他者からの信頼も得ることができるのです。それこそが、あなたのオンリーワンなのですよ。」と力強いメッセージを届けられました。

その後、硬式野球部の大阪大会準優勝報告会が行われました。コロナ対策のため大阪大会の閉会式が実施されなかったため、メンバー一人ひとりに、大阪府高野連の副会長でもある学校長より銀メダルが贈呈されました。
メダル授与の介添は、自身も47年前に大阪大会準優勝を経験された坪内先生(興國OB・元 硬式野球部監督)が務められ、ここでも脈々と受け継がれる興國の熱い血を感じました。
さらに、今回の大会では規定によりメンバーに入れなかった尤選手(台湾からの留学生・3年生)に、喜多監督の銀メダルが贈呈される場面もあり、アリーナ内は感動の渦に包まれました。

昨年より、コロナによって多くの笑顔が奪われてきました。研修旅行の開催も危ぶまれる中、少しでも生徒たちに笑顔を届けたいという想いのもと、今年度は2組の特別ゲストをお招きしました。
1組目はM-1グランプリ2019王者のミルクボーイのお二人!アリーナの舞台で漫才を披露していただきました。昨年度はリモートでのご出演だったため、直接お会いできた喜びとM-1王者の至高の漫才に、会場は大きな笑いに包まれました。興國オリジナルプロテインをご愛飲頂いているということもあり、この度は新フレーバーのマンゴー味を贈呈させていただきました。
そして、2組目はM-1グランプリ2018王者の霜降り明星のお二人!登場の瞬間から割れんばかりの歓声があがり、生徒たちは大興奮!お笑い第七世代の筆頭株である霜降り明星のお二人のステージを生で見られたことは、一生ものの思い出になったことと思います。舞台上では生徒のTシャツにサインまでしていただき、夢のような時間を過ごさせていただきました。
楽しい時間は早く過ぎるもので、あっという間に閉会を迎えました。
この度、Only 一 祈念日に笑いと華を添えてくださったミルクボーイと霜降り明星のお2組の方々、そして吉本興業のご関係の方々に厚く御礼申し上げます。

その後は、教室にてクラス担任と生徒のみで「オンリーワン教育」について向き合う時間を過ごしました。各担任による講話では、自らの経験を踏まえながら各々が考えるオンリーワン教育について語りました。
生徒たちはオンリーワンという言葉について、あるいは担任の言葉を聞いて考えたことを作文用紙にしたため、それぞれの想いを深めました。

また、この日は学校より全校生徒にドリンクとスイーツのプレゼントを用意いたしました。
生徒たちは、和洋様々なシャトレーゼ様のスイーツや全種類揃ったうまい棒に舌鼓を打ちました。

生徒たちが下校をした後、午後からは全教職員が一堂に会し、教員研修を実施しました。
学校長の想いを始めとし、各学年の担任たちの想いや今年度赴任したばかりの若手の先生たちの想いを皆で共有しました。
100周年に向けて、全教職員もまた、それぞれのオンリーワンを活かして、惜しみなく生徒たちのために努力を続けていくことを確認し合いました。
最後にアリーナにて撮影した全教職員の集合写真は、95周年を迎えた興國高校の大切な歴史の1ページになることと思います。

日曜日の登校日に関わらず、元気に登校してくれた生徒たちと共に過ごした時間を大切にし、明日からまた興國は前に進み続けます。

ありがとうございました。

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