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【令和4年度 第22回 無人島サバイバルキャンプ 】まとめ

2022/8/7

2022.8.4(木)〜8.6(土)
@愛媛県津波島・広島県千光寺

◎1日目 2022.8.4(木)

本日より3日間に渡る津波島での無人島生活が始まりました!
当初は7月での実施が予定されておりましたが台風の影響で延期となったため、生徒たちの気合いは十分です!
空を見上げれば見事なまでの快晴!
いい「リベンジマッチ」が果たせそうです!
最高のコンディションで興國高校を出発しました!

1日目はまずベースキャンプを作り、火起こしからのスタートです。全員がその難しさに頭を抱えていましたが、さすがは男の子!
どうしても自分たちの手で起こした火でご飯が食べたい彼らは、とてつもない集中力を見せてくれました。
火がつくと、「よっしゃぁ」と雄たけびをあげた生徒もいました!
津波島の近海で取れた新鮮な鯛を1人1匹豪快に焼いていただきました!
初日から生徒たちにとって初めての経験がたくさんあり、本当に楽しそうにしていました!

明日は魚釣りや素潜り、宝探しが控えております!彼らがこの3日間の無人島生活で何を感じ、何を学ぶのか。
この旅が彼らにとって大きな宝物になることを願って、残りの2日間を全力でサポートしていきます!

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◎2日目 2022.8.5(金)

本日も晴天の中、2日目が始まりました。
生徒たちは火起こしにも少し慣れてきた様子で、メスティンを見つめる眼差しはもはや職人のそれでした!
朝食のパンケーキ、昼食のパスタ、夜食の1人1枚の大判ステーキまで、全て自分たちの手で調理!

昼食のパスタ作りでは、「俺のパスタ選手権」が急遽開催されました!
TVチャンピオンさながら、その完成度を競い合いました!
そして見事1位に輝いたのは、2年1組高嶋亮太朗君(SAD/寝屋川市立第一中学校出身)!
もちろん味も最高だったようです!
さらに今年は「無人島で整おう」ということで、津波島に手作りサウナが登場!
整いたい生徒達が列を成していました。
ご満悦の生徒達の顔はぜひ写真でご覧ください!

無人島生活2日目で感じたことは、彼らの自立心の芽生えです。初日に比べて、2日目は「うまくいくかわからないけど、とりあえずやってみよう。」と試行錯誤を繰り返し、その過程を楽しもうとする心意気ができてきたように感じました。

普段はなんてことない出来事が、ここではかけがえのない財産になる。この無人島サバイバルキャンプの価値を再確認することができました!
楽しい時間はあっという間に、、明日はとうとう最終日です。
津波島を出発した後は、尾道ツアーを企画しております!
生徒達の感性が最終日にはどのように変化しているのか楽しみです。
最後までフルスロットルで参ります!

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◎3日目 2022.8.6(土)

無人島サバイバルもとうとう最終日を迎えました。海辺で早朝の体操を終え、手作りソーセージパンとスイカを味わった生徒達は、この3日間を共にしたキャンプグッズを丁寧に片付け、帰りの船に乗船しました。

船が港に着くと、そのままバスに乗って広島県尾道市にある「千光寺」へ。千光寺の魅力は、なによりその展望!
尾道の街と、対岸の向島の間の海峡「尾道水道」を一望でき、息を飲むような絶景に圧倒されました!
頂上から少し下ると「猫の細道」というスポットに到着します。
どこかジブリ作品のような雰囲気が漂うこの空間と、日向ぼっこをする猫達は生徒の心をガッチリキャッチ!
ほのぼのとした世界観は無人島での疲れを癒してくれました!

「 新たな仲間との出会い、そして無人島で得た財産を将来に生かして下さい。」
この解散式での学校長のお言葉に深く頷く生徒も多く見られ、多感な時期を過ごす高校生にとって本行事がいかに充実したものであったかを窺い知ることができました。
この無人島サバイバルキャンプは全行程において「深く感じる」体験を得ることができました。
深く感じ、心を動かされるような経験が好奇心や探究心となり、やがて思考力を育む。
私たちはこれを「生きる力」と捉えており、これからもそうした「生きる力」を持った生徒を育んで参ります。

生徒の皆さん、3日間お疲れさまでした!
無人島サバイバルキャンプで得た仲間と学びを忘れることなく、これからの学校生活に生かしていってください!
また、この度本行事への参加を承諾していただいた保護者の皆さまに心より感謝申し上げます!
ありがとうございました!

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