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【KOKOKUファーム創生プロジェクト第2弾】

2019/10/15

令和元年10月13日(日)

台風一過とは言え、秋風が吹く中、1年 進学アカデミアコースの有志7名で淡路島のSEEDBEDを訪れ、KOKOKUファーム創生の活動を行なってきました。

PASONAグループ 株式会社タネノチカラの皆様のご協力のもと、今回は種蒔きとアースバッグハウス建築のお手伝いをさせていただきました。

前回みんなで作った畑の畝は…なんと今朝イノシシに荒らされてしまっていました。しかし、これは良好な土に育っている証拠で、ふかふかな土で土浴びをしたり、土の中のミミズを食べに来たりする、「農」を進めるにあたって宿命とも言えるイノシシとの戦いです。
というわけで、まずは荒らされた畝を修復する作業から始まりました。
そして、いよいよ種蒔きです。白菜・水菜・わさび菜・野沢菜・キャベツといったアブラナ科の植物と、それらを虫から守る意味も含めて、春菊と九条ネギの種を蒔きました。
午前中にアッと言う間に作業を終えてしまった彼らは秋晴れのもとお弁当を食べて、午後からはアースバッグハウス建築のお手伝いをさせていただきました。

アースバッグとは「土嚢」を意味し、この土嚢を積み上げて造られた家をアースバッグハウスと呼び、アメリカから入ってきた建物です。

生徒たちは土嚢に詰める土をミキサーで作るグループと、土嚢を積み上げていくグループとに分かれて作業を行ないました。
ミキサー班は、砂利と土と石灰と水をミキサーに入れていくのですが、土まみれ、石灰まみれになりながらも素晴らしい連携プレーを見せてくれました。
積み上げ班は、アースバッグハウス協会の方のレクチャーを受けながら、表情はまるで職人さんのように真剣そのもの。
15時過ぎに作業を終えましたが、心残りがあるようで、出発ギリギリまで作業をしておりました。

前回、9月に初めて訪れたSEEDBEDでしたが、生徒たちの心には一種の使命感のようなものが芽生えているようです。

次回は、アースバッグハウスの左官作業と畑の植物の手入れをする予定です。

アカデミアの生徒たちの頑張りに温かい応援をお願いします。

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